ベトナムは、オフショア開発の拠点として世界的に注目を集めています。中でも、コストパフォーマンスと技術力のバランスが魅力です。
この記事では、ベトナムのオフショア開発のメリットを、フィリピンやインドと比較しながら解説。IT企業や技術部門の責任者が自社に合ったパートナーを選定するためにお役立てください。
ベトナムがオフショア開発の拠点として選ばれる理由を、コスト削減、技術力、文化的相性といった点から解説します。
ベトナムのオフショア開発における魅力のひとつは、コストパフォーマンスの高さです。人件費が他の主要なオフショア拠点と比較しても安価であり、コスト削減効果が期待できます。
ベトナムのエンジニアの平均時給は約20ドルから50ドルと、インドやフィリピンと比べても競争力が高いのが特徴です。さらに、政府による税制優遇措置やビジネスインフラの整備が進んでおり、企業がコスト効率をさらに高めるための環境が整っています。
ベトナムは、技術力の高いIT人材を多数擁していることでも注目されています。日本市場にマッチしたスキルを持つエンジニアが多く、自社のニーズにあった開発言語や実績を持つ人材を選べます。これは、ベトナム政府がIT分野の教育に力を入れているためです。
若い世代の技術者も輩出されているため、長期的なプロジェクトにもベトナムのエンジニアに依頼できるでしょう。コストパフォーマンスと技術力のバランスが取れているのが魅力です。
ベトナムと日本は、文化的に相性が良く、ビジネスコミュニケーションにおいても円滑なやり取りが可能です。ベトナムは親日国なことに加え、英語と合わせて日本語教育が2016年から始まっています。そのため、英語は勿論日本語でもやり取りができるエンジニアに依頼すれば、円滑なコミュニケーションが取れるでしょう。
また、ベトナム人の勤勉さや高い倫理観が、日本企業と相性が良いとも言われています。日本市場への理解も深く、プロジェクトにおいても高い信頼性を持って取り組むことができるため、日本企業にとって魅力的なオフショア開発拠点となっています。
以下では、そのベトナムで開発実績のあるおすすめのオフショア開発企業をまとめています。合わせてご確認ください。
ここでは、オフショア開発先として選ばれているベトナム、フィリピン、インドについて比較します。
ベトナムは、オフショア開発において高いコストパフォーマンスと技術力を誇ります。特に、中小規模のプロジェクトに適しており、柔軟性のある対応が可能です。また、日本との文化的な親和性が高い点も魅力です。政府の支援も充実しており、税制優遇やインフラ整備が進んでいるため、開発コストを抑えながら高品質の成果物が期待できます。
フィリピンは、英語が公用語のため、社内で英語を使っている企業や英語圏の企業にとってコミュニケーションが取りやすいでしょう。日本文化との親和性も高めです。また、コストが比較的低いことも利点です。フィリピンのエンジニアは、英語力と柔軟な対応力が強みであり、アメリカやヨーロッパの企業からの評価を集めています。
インドは、大規模かつ複雑なプロジェクトに強く、特に高度な技術力を持つエンジニアが多い国です。インドは、エンタープライズレベルのプロジェクトにおいて非常に強力なパートナーとなり得ますが、コストは他国と比較して高めです。
| 特徴 | コスト | クオリティ | エンジニアスキル |
|---|---|---|---|
| ベトナム | 中程度($20-$50/時間) | 高い | 優秀(特に中小規模プロジェクト) |
| フィリピン | 低め($15-$35/時間) | 中程度 | 良好(英語力が強み) |
| インド | 高め($25-$50/時間) | 高い | 非常に優秀(大規模プロジェクトに最適) |
ベトナムでのオフショア開発には多くのメリットがありますが、課題もあります。主な課題と、それに対する対策を紹介します。
言語や文化の違いによって誤解が生じるのを防ぐためには、プロジェクトの開始前に「どのようにコミュニケーションを取るか」というルールを明確に決めておくことが重要です。日本語が堪能なスタッフや、定期的な確認を行うようにして、認識の齟齬によるミスを防ぎましょう。
品質に対する意識の違いを埋めるためには、プロジェクトの初期段階で品質基準の共有を行いましょう。求める品質について、理解や納得が得られるまで話し合うことで、希望する成果物が作成できます。親日国であり、日本文化と親和性が高くても、細かな部分では伝わらない可能性もあると念頭に置くことが大切です。
この記事では、ベトナムがオフショア開発の拠点として注目される理由を、コストパフォーマンスや技術力、文化的相性などの観点から解説しました。フィリピンやインドとの比較を通じて、ベトナムが持つ独自の強みと、オフショア開発を成功させるためのポイントを理解いただけたかと思います。今後のパートナー選びの参考にしていただければ幸いです。
ベトナムのオフショア開発で、案件の分野別に確かな実績(※1)を持つ企業を紹介。
異なる開発ニーズに応じて、どのような専門性があるのかぜひご覧ください。
長年の開発実績の中でも、強固なセキュリティおよび緻密なプロジェクト管理や高い品質が求められる金融・通信業界から評価を得ている(※2)ひけしや。
日本発企業でもあり、現地常駐日本人スタッフのサポートによって、オフショア開発でありがちな品質管理ポリシーのギャップを生みません。業界特有の厳しい品質基準をクリアできる体制が整っています。
プロジェクト数:約1,000件
開発経験:20年
200名を超えるクラウドエンジニアの在籍、AWSの認定パートナー(※3)であるなどクラウド移行に関して実力が光るCMC JAPAN。オンプレからでも、クラウド同士の統合でも柔軟にカスタマイズが可能です。
官公庁で使われているレガシーシステムもスムーズにシステム移行をすることができます。
プロジェクト数:-
開発経験:30年以上
エンジニアの平均月単価が40万円(税不明)のベトナム(※4)で17.5万円~アサインが可能なオルグローラボ。最短即日のアサイン(※5)も可能で、迅速な開発体制構築とコスト競争力を提供します。
インタラクティブな要素が必要とされるゲーム開発も行っており、デザイン面とユーザーエクスペリエンスが両立されたアプリ開発を行います。
プロジェクト数:2,000件以上
開発経験:10年
※1 公式HPに記載されている情報から「案件数」「事業年数」いずれかが豊富であるとわかる企業
※2 参照元:ひけしや公式(https://hikesiya.co.jp/solution/labo)(https://hikesiya.co.jp/timeandmaterial)2024年8月6日時点
※3 参照元:CMC Japan公式(https://cmc-japan.co.jp/blog/why-migrate-to-the-cloud/)2024年8月6日時点
※4 参照元:オフショア開発.com『オフショア開発白書2023』(https://www.offshore-kaihatsu.com/contents/vietnam/price.php)
※5 参照元:オルグローラボ公式(https://allgrow-labo.jp/lp/)2024年8月6日時点